2008年03月18日

40分でできるホームページ診断 〜最低限クリアしたい40項目のチェックシート

40分でできるホームページ診断 〜最低限クリアしたい40項目のチェックシート
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/03/17/2549

この評価チェックシートの目的と使い方
このチェックシートは、「自社サイトが訪問者にとってどれぐらい使いやすいか」を全体として客観的に判断するための、簡易的な診断項目と診断方法を示すスコアシートとして作られている。

Web担当者として、まず自分のサイトで「うっかり抜けていた」点をなくすことを第一の用途として使ってほしい。また、同じ基準で評価することで他社サイトとの比較にも使える。

もちろん点数は高いほうがいいが、このシートで満点をとったからといって「すばらしいサイト」となるわけではないことに注意してほしい。厳しい言い方をすれば、このチェックシートで満点をとることが企業サイトにとっての入り口となるのだ。

このシートが主に対象としているのは、製品情報なども含めて100ページ程度またはそれ以上ある企業サイトや、ECサイトなどだ。ただし、それ以外のサイトでも、一部あてはまらない項目内容があることを除けば問題なく利用できるはずだ。


すべてを網羅する必要はないですが、うっかりミスをチェックする意味では使えるかもしれません。
これをもって評価、ということではなく。


('w') - はやく休みに入りたいですな〜。
posted by ('w') at 12:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ユーザビリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

アプリケーション・デザインの間違いトップ10

アプリケーション・デザインの間違いトップ10
http://www.usability.gr.jp/alertbox/20080219_application-mistakes.html

アプリケーション・デザインの間違いをまとめるのは難しい。最悪の間違いは、業界固有の特殊ケースである場合が多いからだ。アプリケーションが失敗に終わる理由には、 (a) そもそもの問いを間違えている、(b) 問いを正しく捉えながらもそれを解くための機能を間違えて作っている、(c) 的確な機能を作りはしたものの、難しくし過ぎてユーザに理解してもらえない、などが考えられる。

どれを間違えても、アプリケーションの失敗は決定的で、それを避ける方法をお教えすることはできない。正しい問いとは何か? 正しい機能とは? 正しい機能を難しくならないようにするには? 答えは、業界あるいはユーザに応じて大きく違ってくるのだ。

一般化して言えることがあるとしたら、自らの予想に頼るのではなく、ユーザ調査に基づく意思決定をしようということだ。

アプリケーションに何をさせるかを決める前にフィールド調査とタスク分析を行うこと
細部のデザインを始める前にペーパープロトタイプを作ること。ユーザからのフィードバックを受けてすぐに変更せざるを得ない部分の実装にリソースを無駄使いしないためには、絶対に必要である
簡易なユーザテストを繰り返しながらデザインを反復し、機能に磨きをかけること
自分の作ったUIをテスト しなさいと言われて喜ぶ人はいないだろう。ましてや、アプリケーションが導入されることになる現場までわざわざ出向いて、ユーザが実際にそれを使う様子を観察してきなさいとは、決して言われたくないはずだ。

プログラマーを檻から出すのは不可能だと考えられているようだが、私の見解は逆だ。外に出てエンドユーザの様子を観察しようとしない輩に、アプリケーションを作らせるべきではない。

(ひとつ、お約束いただきたい。“ユーザの代表”や“ビジネス分析家”からのリクエストを真に受けて機能を実装しないことを。ユーザの行動 を見るのではなく、ユーザの発言 に耳を傾けたがためにユーザビリティを下げてしまうのはよくあることだ。要求仕様は決まって間違っている。要求仕様を手早くプロトタイプ化し、具体的なモノをユーザに見せて、本当に必要とされているものが何かを突き止めなければならない。)

1. 標準的なGUIコントロールからの逸脱
 1.a. GUIコントロールではないのに、そう見えてしまう
2. 一貫性の欠如
3. 知覚されたアフォーダンスの欠如
4. フィードバックの欠如
 4.a. プログレスバー無しでは状況がぼんやりとしか伝わらない
5. 不出来なエラーメッセージ
6. 同じ情報を二度入力させること
7. デフォルト値の未入力
8. ユーザをアプリケーションの中に置き去りにすること
9. 情報がどのように使われるのかを示さないこと
10. システム中心の機能
おまけ:ウェブフォームのリセット ボタン


ウェブにおけるアプリケーション的UIがどんどんと広がっていますが、ヤコブさんがその際における間違いトップ10を整理してくれていますので、目を通しておきましょう。
ユーザーの発言に耳を傾けただけにするのではなく、ユーザーの行動を見ましょう、など、ユーザビリティやエクスペリエンス向上に関する設計者への示唆も盛り込まれてますよ。


('w') - U-Site 、RSS 吐いてくれると助かるんだけどな。。。

posted by ('w') at 13:59| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ユーザビリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

未だに入力フォームで 54 % のユーザーを逃している状況があるという事実

申し込みフォームを使いやすくして途中であきらめる人を減らす具体的な方法論
前編:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/02/12/2610
後編:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/02/28/2611

今回フォーカスするのは、ウェブサイトの申し込みフォーム。ウェブサイトの種類や目的は違っていても、ウェブサイトを訪れるお客様が申し込みフォームに自分のデータやリクエストを記入しないといけないケースは多いものです。

家電のサイトで、支払い方法や郵送先の住所などが必要になる。
ソーシャル・ネットワーキングのサイト(SNS)で、自分のプロフィールを記入する必要がある。
ニュースサイトで、購読のためのメールアドレスなどの情報を入力する必要がある。
とにかく、サイトの目的とは関係なく、「オンラインの最終ステップは申し込みだ」と言っても過言ではないでしょう。

しかし、フォレスターが昨年行ったリサーチによると、米国の金融業界のウェブサイトの申し込みフォームに入力し始めた人の54%が入力を途中でやめていることがわかりました。


ということで、フォレスターリサーチで「申し込みをあきらめた人たち」にアンケート調査を実施したところ、「もともと申込書を最後まで書くつもりはなかった」というものが大きな理由の一つにあったそうな。
最終アクションを起こすための細かい判断基準となる情報や必要な情報が、サイトのコンテンツ内で見あたらなかったので入力フォームから読み解こうとした、そうで、そういったことをなくすための事前情報提供が必要とのことです。
ちゃんと提供しているけど、フォームに至るまでにその情報に触れ得ない、という可能性もありますので、その辺の改善もありますね。

で、ちょっとした細かいポイントがクリアされていないケースが多いので、基本に立ち返って、以下のポイントなどを見直した設計にしてみよう、という話です。大企業のサイトなどでも、未だにフォームの基本レベルでのユーザビリティ向上が必要な箇所が多く見受けられるとのことで、気をつけていきましょう。

問題点その1:正しく入力する助けとなるように、フォームやボタンのデザインで示していない

問題点その2:プライバシーポリシーが適切なところに提示・掲載されていない

問題点その3:全角や半角をユーザーが自分で入力し分けないといけない

問題その4:間違った場合にどこが間違ったかをわかりやすく示していない


本当に基本中の基本だと思いますが。。。

こんな記事もありました。

フォーム作成時に心がけること ――ユーザーは直感的に理解してくれない
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/02/28/2717

自慢するわけじゃないけど、私は平均よりもコンピュータに詳しいユーザーだと思う。だからこのトライアスロン参加登録フォームの数箇所でつまずいてしまったことはとても残念だわ。単に私の注意が散漫で、あちこちの微妙に変わった点や、標準とは異なる形式に気が付かなかっただけ、と言われても仕方ないけど、ほかの人たちだって大勢が同じ間違いをするだろうと言っておきたいわね。

この点こそ、私がこの記事のタイトルで強調したかったことなのよ。ユーザーは直感的に理解してくれない。だからフォームもそこを踏まえなくちゃだめ。すべからく標準に合わせること。変に順番を入れ替えたりせず、すでに前の段階でユーザーが入力した欄でないのなら、自動入力もするべきじゃないし、ユーザーについて推測してはいけないわ。


フォーム利用時の連続した失敗体験をレベッカさんが語ってくれてます(笑)。
こういう書き方のアプローチも読みやすくていいですね。

以下に、フォームやユーザビリティ関連における記事をいくつかピックアップしておきます。

フォーム送信とブラウザ・ボタンと使い勝手(後編)〜「戻る/更新」ボタン
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071112/286995/

ブラウザの「戻る」ボタンの利用データがでてて興味深い。

入力フォームのユーザビリティ&アクセシビリティ
http://cyberniko.jp/hal/web/form

入力項目の説明
入力項目の説明は、フォームの前に書くべきです。フォームの後に解説があると、ユーザが音声ブラウザ・テキストブラウザ等を利用していた場合、入力した後に説明に気づくことがあります。


選択方法の説明

ラジオボタン、チェックボックスを使用した選択項目には、「選択可能な数」を明記するべきです。


言葉によるナビゲーション

言葉によってナビゲートする場合、位置情報を使うべきではありません。


入力フォームのラベル

フォーム部品と項目名(ラベル)を関連付けるべきです。


入力データの整形

ユーザに対し、整形された文字列の入力を求めるべきではありません。


入力文字の指定

氏名の読み仮名欄・半角文字等、指定外の文字が使用された場合には、エラーとしてユーザに再入力を求めず、システム側で自動変換します。


不要空白の削除

入力文字列の前後に不要な文字(スペース等)が挿入されている場合、システム側で該当文字を削除して解釈します。


IMEモードの指定

スタイルシートの入力補助(ime-mode)やスクリプトにてユーザの入力モードを指定できるブラウザがありますが、指定には注意が必要です。


住所の自動挿入

入力された郵便番号を用いて、住所フォームに住所を自動挿入する場合は、注意が必要です。


良い例悪い例の例示もあり、よくまとめられています。

その気になった客を逃さないフォーム設計術
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2006/10/30/352

「資料請求」「問い合わせ」「会員登録」を増やすコツ
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2006/12/26/543

そのほか、ユーザビリティとか↓

ユーザビリティでまず何を考えるべきか
http://markezine.jp/a/article/aid/703.aspx?p=1

ウィキペディア:ユーザビリティ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ユーザビリティ

What's Usability?
http://www.usability.gr.jp/whatis/whatis001127-1.html

ヤコブ・ニールセンの考えをまとめたユーザビリティガイドライン
http://www.123kobe.com/doc/nilesen.html

ユーザーエクスペリエンス・デザイン
http://www.designit.jp/archives/2006/04/post_128.html


U-Siteは当然必須ですな。


('w') - 「仁賀田」で検索してこのブログに来た人がいる(笑)
posted by ('w') at 12:05| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ユーザビリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

より見てもらえるようにユーザーを“そそる”、ワンランク上の画面構成のコツ

より見てもらえるようにユーザーを“そそる”、ワンランク上の画面構成のコツ
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/01/07/2186

現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題が起きないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか?

ファーストビューは1024×768を対象に
スクロールさせる3つのコツで
ファーストビューだけに頼らない
スクロール誘発のコツ(2)
あえて中途半端なコンテンツを見せる“チラ見せ設計”
スクロール誘発のコツ(3)
数字や矢印で目線を誘導しよう


サイトのホームページのワイヤーフレームやビジュアル設計をしているときには、よくファーストビューにこれらをいれて。。。とか、この辺はちょっと見えてるので下になにかがあることがわかって、誘導できる。。。とかいう話をしながら画面構成を調整していったりしますが、その辺の初歩的な話ですが、ログから見てもこういったちょっとしたことが結構大事な(はず)のお話がかいてあります。

('w') - あけましておめでとうございます。正月休み中はブログもお休みしていました。極力ウェブ関連の情報は見ずに、心身を休める方向に注力しておりました。健康的だったなぁ〜(笑)。
posted by ('w') at 15:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ユーザビリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

新旧Yahoo! JAPAN対決 -- 旧トップページの弱点とは?

新Yahooアイトラッキング

新旧Yahoo! JAPAN対決 -- 旧トップページの弱点とは?
http://japan.cnet.com/marketing/eyetracking/story/0,3800081493,20362565,00.htm

本家の米Yahoo!のリニューアルに遅れること1年半、Yahoo! JAPANのトップページが2008年1月1日に大幅リニューアルされることになった。Yahoo! JAPANは日本における磐石なブランド力があり、世界のYahoo!の中でも独自のスタンスをとってきたが、新デザインは米Yahoo!に近いものとなっている。

 今回のリニューアルも趣旨について、ヤフーは「利便性の向上、掲載情報の範囲拡大、オープン化の推進を図り、ユーザーのニーズに合った1日に何度も訪れたくなるトップページを目指した」と説明する。旧トップページにどのような問題点があって、新トップページではどこを改善、強化したのか、といった情報はつまびらかにされていない。

 そこで今回はアイトラッキング分析を通じて、旧トップの弱点を炙り出そうと試みた。被験者には、新旧Yahoo! JAPANのトップページ(新トップページはベータテストとして限定的に公開されている)をそれぞれ1〜2分閲覧してもらう。もちろん気になる箇所があれば目をとめていいし、画面をスクロールして下まで見ても構わない、という自由閲覧形式でブラウジングしてもらい、その視線の動きや滞在時間から分析した。果たして視線は何を語ってくれるのだろうか。


もうディレクトリ検索はほとんど利用されていない、ということが見えたようです。
だって、キーワード検索しかしないもんね。そりゃ見ないですよ。

新 Yahoo! の UI では、ツール系の機能がよく使われるモノだけ露出して、後は隠されています。
いつも使うモノは探しやすいですが、そうではない機能はあることすら気づかれない、という問題があります。
ぱっと見たときに、以外とそれに気づきにくいので、その辺かなりログにでてくるんじゃないかなぁと推測しています。

私は IA 的な視点から、隠した設計にしたな、とすぐわかったので理解できましたし、自分が使う機能は表に出すように設定できることもわかりましたが、相方にみせたら、「いままで使ってた機能はどこにいっちゃったわけ?」とご立腹でした。
隠されていると、もう機能そのものがなくなってしまった、と思われてしまうんですね。


あと、アイトラッキングですが、アイトラッキングで視線が追った場所はわかりますが、それが本当に見えているかどうか(認識しているかどうか)はわかりません。視線は通っているのに、ユーザーは全く「見て」いなかった、ということがすごくあるのです。

ちなみに、全般的に見ているということは、いろいろ見ないと自分の目的のモノが見つけられない、という状況も考えられます。自分がそのときに必要とするモノがどこにあるのかがぱっとわかって、そこを最短で見てクリックして移動する、ということを考えると、全般的に画面をくまなく見られている、というのは実はあまりよろしくない気がしたり(その辺、利用度合いが高いほど Y! ロゴの脇のアイコンを見ない、とかに現れていますよね。旧でディレクトリ検索部分をみないのも、自分にとって通常は必要がない要素だ、とわかっているから見ないので、見られていないから悪いのではなく、ちゃんと把握した上で選択されて見られていないハズなので、別に悪いわけではないデス。それを利用する必要性が出たときにちゃんと発見されれば良いわけで。ただ、普段ほとんど使われない機能がトップにあるのは、そもそもよくないよね、という話はある)。

とはいえ、ポータル的にはいろんな情報や機能をもっと利用拡大してほしい、となると、そういう行動の中でいろいろ見てもらいたくもなるので、なかなかその辺は矛盾が生じますが、ユーザーの自然な欲求や行動に沿うことを優先していくべきでしょう。それがひいては最終的にクライアントニーズを満たすことにつながるはずです。

とまぁいろいろ書きましたが、アイトラッキングの結果をそのまま表面的に解釈しようとすると、大間違いになります。
気をつけるべしべし。


('w') - Twitter の @ Replies を all にすると、この間までのように @ だれだれメッセージが全部オープンに見れるってことだよね? とりあえず all@Replies にしてみたけど。
posted by ('w') at 15:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ユーザビリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月29日

3Dをはるかに超えたリアルさ!トヨタが作った究極のドライブシミュレーター

3Dをはるかに超えたリアルさ!トヨタが作った究極のドライブシミュレーター

3Dをはるかに超えたリアルさ!トヨタが作った究極のドライブシミュレーター
http://blog.nikkeibp.co.jp/kenplatz/it/ubiq_sonota/157318.html

飛行機や自動車の教習には、シミュレーターという装置がよく使われます。

通常は、パソコンのような画面があって、手前に操縦桿やハンドルがあるといったタイプが一般的です。


しかし、このほど、トヨタが作った「ドライビングシミュレーター」は、これまでの常識を打ち破りました。

実車を360度スクリーンで取り囲み、前方、後方、左右の映像がぐるりと連続して見られるのです。


それだけではありません、


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、クルマと360度スクリーンが入った直径7.1mのカプセル自体が
 
 
 
巨大なXYテーブルで動く
 
 
 
のです。その移動範囲は、縦35m、横20m。最大体感加速度は0.5Gにも及びます。


これスゴイですね〜!
ここまでシュミレーターがすごくなると、ユーザーテストなど様々な検証がかなり実際のレベルでできるでしょうし、通常の環境ではできないテストもできるようになるでしょう。

さらに、これってふつうにエンターテイメントとしておもしろいと思います。
遊んでみたい人多いんじゃないかなぁ。

巨額の投資をして開発していると思いますが、そっち方向での回収もできそうな気がします(笑)。
とりあえず、お台場ヴィーナスフォートの MEGA WEB においてほしいです。


('w') - Come home ! vol.10 をじっくり読んでアイディアをノートにイラストで描きためるのが愉しい♪
posted by ('w') at 11:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ユーザビリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

家電のように使い捨てられる街

家電のように使い捨てられる街
http://nvc.nikkeibp.co.jp/column/news/20071031_000840.html

今回の東京駅周辺の改造も、耐震強度や歴史的建築物の復元などという名目こそあれ、一言で言えば、「新しくするために新しくする改造」のように、私には見える。丸の内を歩いてもっとも印象に残ったのは、「ここは、やはりオフィス街なのだ」ということだった。当たり前のように聞こえるかもしれないが、何も変わっていないということだ。

 かつて丸の内にあった、部外者にとってのとっかかりのなさ、空間としての居場所のなさはほとんど変わっていない。昼になると、ぞろぞろとランチに出かけるオフィスワーカーがあふれ、朝夕には駅とのあいだに黒っぽいスーツばかりの人の波ができる。ほとんど足元を見なくても安心して歩ける、すこーんと清潔な路上も、変わりがない。部外者は、かつて丸の内や皇居を観光したように、丸ビルや中央通りを観光して、何か一口食べて帰っていくだけ。

 私は、フィールドワークの視点として、ユーザビリティの定義をあてはめてみようと試みていた。ユーザビリティ(使いやすさ)の定義とは、ISO9241で「特定のコンテキストにおいて、特定のユーザによって、ある製品が、特定の目標を達成するために用いられる際の、効果・効率・ユーザの満足の度合い」とされている。具体的に読み直すと、「ランチを食べようとするとき、オフィスワーカーが、丸の内で、おいしいランチを食べようとして、ちゃんと食べられて、すぐに食べられて、いやな思いをしないか」ということだろう。

 私は、「いいオフィス街」の要素として、「安くておいしいランチが食べられる」ということはかなり重要だと認識しているのだが、読み替えて歩くだけで、丸の内はオフィスワーカーにとってのランチというコンテキストにおいてはあまり使いやすい街ではないことがわかる。私だって、仕事でいるときに、高くておしゃれな丸の内の店でランチを食べようとはしない。少し歩けば、おいしくて安い店の多い八重洲側、京橋、銀座にいける。

 ランチは一例にすぎない。少しは、街としていごこちがよくなるとか、使い勝手がよくなるとか、「丸の内」というイメージが確立されるとか、期待したのだが、「新しくなった」という印象以外の要素では、ほとんど変わらない。


街にユーザビリティの定義を当てはめてみつつ、最近の街のリニューアルラッシュについて考えているコラムです。
ウェブサイトと街の共通性とか、深く考えてみたいですね。

('w') - ガス溜まり中。アイッ!
posted by ('w') at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ユーザビリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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